SuperSUでunrootが完了しない人へ

　諸事情でrootは取ったものの、やっぱりTV SideViewが使いたい！って人、いると思います。

　特にXperia Z Ultraは絶妙サイズですからね。録画した番組が観られないというのは、かなり残念。

　僕は持っていませんが、Z3 Tablet Compactなんかも同じかもしれません。

　今回は、TV SideViewを使うためのroot放棄（unroot）にあたってぶつかった問題について、その対応策を書きたいと思います。

　TV SideViewの先輩、RECOPLA（× Twonky Beam）では、一時的なunrootで誤魔化しが効いたのですが、TV SideViewは守りが堅く、rootedな端末では全く視聴できません。

　「RECOPLAが使えるならいいじゃん」という感じはしなくもないんですが、RECOPLAは全体的なレスポンスが悪い上に、30秒送り・10秒戻ししかできません。これが不便で、TV SideViewの有料プラグインを買いましたし…。

　また、TV SideView同様に、SuperSUからの一時的なunrootでは使えないアプリというのもあると思います。
　それらについても、最終的かつ根本的な手段はやはりunrootしかありません。

　というわけで、その方法ですが、SuperSUではタップひとつでunrootできるようになっていて、とても簡単♪
　なので、気軽にポチッとするだけ……するだけ………のはずが、いつまで経っても処理が終わらない(´д｀|||)

　結局、一晩（5時間ほど）経っても処理は終わらず、「アンインストールしています」表示のまま。
　しかもタスクボタンからは表示ができないため、killもできず、「アプリ」から強制停止させました。

　システムアプリになっていることが原因かと思い、端末内のapkを探してみたのですが、何故か検索には掛からず。
　SuperSUのapk名は「eu.chainfire.supersu」のようなのですが、Titanium Backupにも引っ掛かりませんでした。

解決方法

　さて、それで一体どうするかですが、まずはSuperSUを起動して、設定画面から「再インストール」（一旦アンインストールして、Google Playから再インストール）を行ってください。

　これをタップすると、あっさりとSuperSUのアンインストールが完了します。
　このとき、アプリの一覧にはSuperSUが残ったままとなりますが、再起動すると無くなります。

　また、superuserが共存していた場合、SuperSUのアンインストールと共にsuperuserもアンインストールされるようです。

　なお、アプリ一覧からSuperSUおよびsuperuserが消えた状態でTV SideViewのモバイル視聴を試してみましたが、root関係のポップアップが表示されて実行されませんでした。

　そして改めてGoogle PlayからSuperSUをインストール。
（蛇足：この際、アンインストールも選択可能となるので、システムアプリ扱いではなくなった模様）

　設定画面から、「ルート権限を放棄（アンルート）」をタップすると、ちゃんとunrootが実行されます。めでたし、めでたし。

おまけの話

　TV SideViewはroot権限だけでなく、rootを補助するアプリの有無もチェックしているようなので、関係しそうなアプリを消さないと視聴することができません。
　そこで問題となるのが「どこまで消すべきか」ということですが、その確認結果は以下のとおり。

• SuperSU…要削除
• superuser…要削除
• Busybox…削除不要
• Titanium Backup…削除不要
• TWRP Manager…削除不要
• ROM Manager…削除不要

　ちなみに、TV SideViewはデバッグがONになっていてもダメです。
　ONになっている場合、その旨のポップアップが表示されますが、ポップアップの優先順位がroot関係＞デバッグのようなので、root関係がクリアになっていない間は、仮にデバッグがONになっていてもroot関係のポップアップしか表示されません。

　以上です。参考になれば！