Xperia Z Ultra難民（以下、ZU難民）の皆さん、こんにちは。
そろそろ皆さんのZUも、バッテリーがヘタってきたり、ちょっとパフォーマンスが気になり出したりしてきた頃ではないでしょうか。
今回はそんなZU難民の皆さん（僕を含む。）に向けて、最適な後継機探しをしていきたいと思います。
まずはおさらい
僕が愛用するグローバル版のC6833と、au版のSOL24、2つのXperia Z Ultraのスペックを確認してみます。
| 機種名 | Xperia Z Ultra C6833 | Xperia Z Ultra SOL24 |
| メーカー | SONY | SONY |
| 流通価格 | （約3万円） | （約5万円） |
| 期間限定等 | ||
| サイズ | 179.4mm 92.2mm 6.5mm | 179.4mm 92.2mm 6.5mm |
| 重量 | 212g | 約214ｇ |
| ディスプレイ | 6.44インチ FHD TRILUMINOS X-Reality for mobile | 6.44インチ FHD TRILUMINOS X-Reality for mobile |
| OS | Android 5.1.1 | Android 4.4.2 |
| SoC | Snapdragon 800 MSM8974 クアッドコア | Snapdragon 800 MSM8974 クアッドコア |
| RAM | 2GB | 2GB |
| ROM | 16GB | 32GB |
| 外部記録媒体 | microSDXC （最大64GB） | microSDXC （最大64GB） |
| FeliCa/NFC | NFC | ◎ |
| 対応周波数 （LTE） | Band1/2/3/4 /5/7/8/20 | Band1/11/18 （auバンド） |
| 対応周波数 （3G） | Band1/2/5/8 /9/10/25 | 【CDMA2000】 BC0/BC6 【UMTS】 Band1/2/5 |
| Wi-Fi | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
| 防水・防塵 | ◎ | ◎ |
| カメラ （外側） | 約810万画素 裏面照射積層型 CMOS Exmor RS for mobile | 約810万画素 裏面照射積層型 CMOS Exmor RS for mobile |
| カメラ （内側） | 約220万画素 裏面照射型CMOS Exmor R for mobile | 約220万画素 裏面照射型CMOS Exmor R for mobile |
| Bluetooth | 4.0 apt-X：〇 | 4.0 apt-X：〇 |
| GPS | GPS /GLONASS | GPS /GLONASS |
| バッテリー | 3,050mAh | 約3,000mAh |
| SIMサイズ | micro | micro |
| その他機能 | ワンセグ フルセグ 赤外線 |
6インチ後半～7インチの候補機
続いて6インチ後半～7インチの候補機を挙げてみました。
例の如く、特に優れている項目は青色に、劣っているなという項目はピンク色にしてあります。
挙げた3機種は全体的に重さがネックですね。Huawei P8 max がまだマシな感じ。
大きいのである程度は仕方ないですが、ZUの替わりである以上、重さも重要なポイントになります。
| 機種名 | MediaPad T2 7.0 Pro | ZenFone3 Ultra | P8 max |
| メーカー | Huawei | ASUS | Huawei |
| 流通価格 | 約2.4万円 | (約5.8万円) | 約5.3万円 |
| 期間限定等 | 約3.3万円 | ||
| サイズ | 約187.4mm 約105.8mm 約8.2mm | 186.4 mm 93.9mm 6.8mm | 182.7mm 93mm 6.8mm |
| 重量 | 約250g | 233g | 約228g |
| ディスプレイ | 約7インチ 1,920×1,200 | 6.8インチ FHD IPS | 約6.8インチ FHD IPS-NEO (in cell) |
| OS | Android 5.1 | Android 6.0 | Android 6.0 |
| SoC | Snapdragon 615 MSM8939 オクタコア | Snapdragon 652 クアッドコア | Kirin 935 オクタコア |
| RAM | 2GB | 3/4GB | 3GB |
| ROM | 16GB | 32/64/128GB | 32GB |
| 外部記録媒体 | microSDXC （最大128GB） | microSDXC （最大200GB） | microSDHC （最大32GB） |
| FeliCa/NFC | × | × | × |
| 対応周波数 （LTE） | 【FDD】 Band1/3/8 /19/26/28 【TDD】 Band41 | 【FDD】 Band1/3/5/7 /8/18/19/20 /26/28 【TDD】 Band38/40/41 | 【FDD】 Band1/3/7 【TDD】 Band38/39/40 |
| 対応周波数 （3G） | 【UMTS】 Band1/6/8/19 | Band1/2/5 /6/8/19 | 【UMTS】 Band1/6/8/19 |
| Wi-Fi | b/g/n | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac |
| 防水・防塵 | × | × | × |
| カメラ （外側） | 1,300万画素 | 2,300万画素 F値2.0 デュアルLED SONY IMX318 | 1,300万画素 F値2.0 光学手ぶれ補正 |
| カメラ （内側） | 500万画素 | 800万画素 | 500万画素 F値2.4 |
| Bluetooth | 4.0 | 4.2 | 4.0LE |
| GPS | GPS | GPS/A-GPS /GLONASS /BDS | GPS/AGPS /GLONASS /Beidou |
| バッテリー | 4,360mAh 取り外し不可 | 4,100mAh QC3.0対応 | 4,360mAh 取り外し不可 |
| SIMサイズ | micro/nano(※) ※microSD兼用 | nano/nano | micro/nano(※) ※microSD兼用 |
| その他機能 | 指紋認証 | USB TypeC 2.0 指紋認証 赤外線センサー ほか |
Huaweiの MediaPad T2 7.0 Pro が圧倒的に安くて良いですが、Wi-Fiが5GHｚに対応していなかったり、GPSがイマイチだったりしますね。対応周波数はGoodなんですけど。
また、サイズ・重量的にはZUの替わりというよりは、Z3 Tablet Compact の替わりかなーという気がします。
ASUSの新機種、ZenFone3 Ultra はなかなかのハイスペック。
対応周波数も良い感じ…なのですが、お値段に大きな問題が…。これは当分手が出ないですね。
Expansysでもまだ仮予約なので、実売価格がどの程度になるかは不明です。
ちょっと型落ち機種になる Huawei P8 max はバランスが良いものの、対応周波数に不安。
docomo系で使うにしても、LTE Band1と3だけで大丈夫かなーと少し心配になりますね。
対応している外部記録媒体も最大32GBっていうのは、逆に珍しいような…。
対応している外部記録媒体も最大32GBっていうのは、逆に珍しいような…。
次にいってみましょう。
6インチ～6インチ中盤の候補機
続いて、本命が紛れていそうな6インチ～6インチ中盤の候補機を挙げてみました。
ただ、ZUが6.44インチという絶妙なサイズであり、また最近の主力端末が5インチ中盤になってきていることを考えると、「6インチってどうなの？」って気がしないでもないです。
| 機種名 | honor Note 8 | Mi MAX | Xperia XA Ultra |
| メーカー | Huawei | Xiaomi | SONY |
| 流通価格 | (3.5～4.3万円) | 2.5～3.3万円 | 3～5万円 |
| 期間限定等 | |||
| サイズ | 178.8mm 90.9mm 7.18mm | 173.1mm 88.3mm 7.5mm | 164mm 79mm 8.4mm |
| 重量 | 219g | 203g | 202g |
| ディスプレイ | 6.6 インチ 2,560 x 1,440 AMOLED | 6.44インチ FHD 2.5D曲面ガラス | 6.0インチ FHD Mobile BRAVIA engine 2 |
| OS | Android 6.0 | MIUI 8 （Androdi 6.0） | Android 6.0 |
| SoC | Kirin 955 オクタコア | Snapdragon 652 MSM8976 オクタコア/ Snapdragon 650 MSM8956 ヘキサコア | MT6755 オクタコア |
| RAM | 4GB | 3/4GB | 3GB |
| ROM | 32/64/128GB | 32/64/128GB | 16GB |
| 外部記録媒体 | microSDXC （最大256GB） | microSDXC （最大128GB） | microSDXC （最大200GB） |
| FeliCa/NFC | × | × | NFC |
| 対応周波数 （LTE） | 【FDD】 Band1/3/7 【TDD】 Band38/39 /40/41 | Band1/3/7 /38/39/40/41 | Band1/3/5/7 /8/28/38 /39/40/41 |
| 対応周波数 （3G） | 【WCDMA】 Band1/2/5/8 【CDMA2000】 BC0 | Band1/2/5/8 | Band1/2/5/8 |
| Wi-Fi | a/b/g/n/ac | a/b/g/n/ac | a/b/g/n |
| 防水・防塵 | × | × | × |
| カメラ （外側） | 1,300万画素 F値2.0 デュアルLED | 1,600万画素 F値2.0 | 2,150万画素 ハイブリッドAF |
| カメラ （内側） | 800万画素 F値2.0 | 500万画素 F値2.0 | 1,600万画素 光学式 手ぶれ補正 |
| Bluetooth | 4.2 | 4.2 | 4.1 |
| GPS | GPS/A-GPS /GLONASS /BDS | GPS /GLONASS | GPS/A-GPS |
| バッテリー | 4,500mAh | 4,760mAh ～4,850mAh | 2,700mAh |
| SIMサイズ | nano/nano(※) ※microSD兼用 | micro/nano(※) ※microSD兼用 | nano/nano |
| その他機能 | USB TypeC 1.0 指紋認証 FMラジオ | VoLTE |
そんなわけで、本来、一番の候補になるべき Xperia XA Ultra はサイズ感がどうなのかなぁという感じ。
対応周波数は、最低限クリアしているように思いますが、Wi-Fiがacに対応していなかったり、ROMがこの期に及んで16GBだったり、Xperiaなのに防水・防塵じゃなかったりと、ZUの後継機としては粗が目立ちます。
それでもNFCが付いているのは、さすがSONY。カメラも強いです。
しかし、価格がスペックの割にちょっとお高め。これもさすがSONY…。
徐々に下がってくるとは思いますが、やっぱり防水じゃないのは少し残念ですね。
最近発表になったHuaweiの honor Note 8 は価格とスペックのバランスが非常に優れた一品。
Honorシリーズは、国内では honor6 plus くらいしか出てないと思うので、国内発売はちょっと期待薄。
それを反映してか、対応周波数もちょっと厳しい感じになっています。
その他の点はかなりのハイスペック。
もちろん、NFCや防水・防塵機能は諦めるしかないですけど(苦笑)
かな～り期待できる一台だと思います。
Xiaomiの新製品、Mi MAX はこのスペックからは考えられないほどの超低価格。
SoCもSnapdragon652等なので、ベンチマークでも充分なスコアを出すものと思われます。
ZUと同じ6.44インチで、ZU難民を意識している感じも良いですね。軽いのも評価できます。
ただし、対応周波数はこちらもちょっと厳しいかな…という感じ。
個人的なイチオシは…
Huaweiの honor Note 8 で決まりでしょう！
正直、対応周波数が気になるところではありますが、きっとどうにかなるなる！
Mi MAXも良いんですけど、ちょっとまだXiaomiは日本語の親和性が気になるところ。
XA Ultraがお値ごろになれば手を出すつもりは満々ではありますが、ZU後継機、現時点での最有力候補は honor Note 8 ということで締めさせていただこうと思います。
自分用の比較ではありますが、同じZU難民の皆さんの参考になれば幸いです！
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