これまでいろいろな噂が出ていましたが、ようやくのお目見えですね。
今回は、発表された内容をもとに、Fire Phoneの概要をご紹介します。
主要スペック
- OS: FireOS 3.5.0
- Soc: Snapdragon 800 2.2GHz 4コア
- ディスプレイ: 4.7インチHD(Gorilla Glass 3)
- メモリ: 2GB
- 内蔵ストレージ: 32GB・64GB
- 外部ストレージ: 非対応
- バッテリー: 2,400mAh
- リアカメラ: 1,300万画素、F2.0レンズ、光学手ぶれ補正
- フロントカメラ: 210万画素
- ネットワーク: UMTS/HSPA+/DC-HSDPA、GSM/EDGE、LTE
- サイズ: 139.2 × 66.5 × 8.9
- 重量: 160 g
- その他: NFC、Bluetooth、3D機能「Dynamic Perspective」、802.11ac(Wi-Fi)対応
さらに、「Firefly」機能を搭載しているほか、「Amazon Cloud Drive」に無制限で写真データの保存が可能。
Fireflyというのは、
一つの大きな“売り”として打ち出していますが、ユーザーの利便性というよりも、どちらかといえば「自分(Amazon)のためでしょ?」という感じがしてしまいします。
このほか、マイク・リモコンが付いた、フラットケーブルな専用イヤホンが付属するようですね。
アメリカでは7月25日からAT&Tが独占販売するそうで、2年契約の場合は32GBモデルが199ドル、64GBモデルが299ドルとのこと。それぞれおおよそ2万円、3万円ですね。
また、期間限定のプロモーションとして、12カ月分のAmazon Prime会員権がついてくるそうです。
ちなみに、engadgetによると、AT&Tは『Nextプログラム』という、月額料金を支払うことで“2年縛り”無く契約ができるプランを提供しているそうで、こちらは32GBモデルが月額27ドル(約2,700円)だそうです。
詳細は分かりませんが、積極的な機種変更を推進するプランのようなので、金額的にも“レンタル”みたいな感じですかね?仮に2年(24カ月)使ったとすると、約6.5万円となります。
なおAT&Tとの契約無しでも、Amazonからの購入が可能で、その場合はAmazonから32GBモデルが649ドル、64GBモデルが749ドルとなっています。
日本円に換算すると、約6.6万円・約7.6万円となります。
うーん、これは高いのか安いのか…。
Snapdragon 800ですから、他メーカーで言えば2013年のフラッグシップ級でしょうか。
SDカード等も使えませんし、ディスプレイもHD、お値段もそこそこ高い。GooglePlayにも非対応(たぶん)。
カメラも、画素数がすべてではないにせよ、売りになる感じではないし…。
これ、買う理由あるの?
…というのが、正直な感想です。
他の製品と比べて、一体どこを“強み”と捉えているのか判然としません。
私がAmazonのサービスにどっぷり浸かっていないからかもしれませんが、Fireflyにも魅力は感じませんし、目玉となる3Dも「別に…」。
3D機能は4台の光学カメラと赤外線カメラ、センサー、ソフトウェアで成り立っているようなので、電池もかなり消費しそう。オン・オフできるなら、常時オフっている自信があります(苦笑)
「Beautiful industrial design」を謳っていますが、特長のあるデザインとは思えませんし…。
industrialは、「頑丈な」ととらえれば、Gorilla Glass 3を採用していることを指しているのでしょうか。
だいぶ否定的な内容になってしまいましたが、これがスペックを見た私の第一印象です。
国内での販売等、また新しいことが分かりましたら、お知らせします!
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