前回に続き、先月のMWC 2014で発表された新型Xperiaスマートフォン、Xperia Z2の仕様を見ていきたいと思います。
第2回目となる今回は、音楽性能等、前回書き切れなかった特徴的なポイントや、細かい点について触れていきます。
重さの話、ディスプレイやSocに関する情報などについては、前回の記事をご覧ください。
それでは、いってみましょう。
まずは前回のおさらいとして、スペックの全体像を再掲。
- サイズ:146.8 x 73.3 x 8.2 mm
- 重さ:約163グラム(約158グラム?)
- OS:Android 4.4.2 KitKat
- SoC:Snapdragon 801(MSM8974AB)4コア 2.3GHz
- ディスプレイ:5.2インチ 1,920×1,080
- GPU:Adreno 330
- メモリ:3GB
- 内蔵ストレージ:16GB
- バッテリー:3,200mAh
- Wi-Fi:a/b/g/n/ac対応
- Bluetooth:v4.0(apt-X対応)
- NFC:Type-A/B
- 外部端子:micro-USB(MHL対応)、マグネット充電端子ほか
まずはサイズから。
前回、ディスプレイに触れた際にもお伝えしましたが、Xperia Z2は、前機種Z1よりも若干コンパクトになっています。
単に「少し小さくなった」というだけなら、別に取り上げるまでもないのですが、、、
- ディスプレイが5.2インチに大型化!(Z1:5.0インチ)
- バッテリー容量が3,200mAhに増量!(Z1:3,000mAh)
…と、小型化と併せて、確実にスペックアップを果たしています。
しかも、本体の薄さはZ1の8.5mmから0.3mm薄くなって、8.2mmに。これは素直に「すごい」。
横幅もZ1比で0.7mm小さくなり、持ちやすさも向上しています。
メモリ(RAM)もZ1の2GBから3GBに強化。Socのクラスアップ、OSのバージョンアップと併せて、快適さは確実に上がっているのではないでしょうか。
続いて、SONYが今回かなり力を入れてきたように感じる音楽性能です。
Z2は、スマートフォンとして初めてデジタルノイズキャンセリング機能に対応。周囲の騒音を約98.0%カットするとされています。
メモリ(RAM)もZ1の2GBから3GBに強化。Socのクラスアップ、OSのバージョンアップと併せて、快適さは確実に上がっているのではないでしょうか。
続いて、SONYが今回かなり力を入れてきたように感じる音楽性能です。
Z2は、スマートフォンとして初めてデジタルノイズキャンセリング機能に対応。周囲の騒音を約98.0%カットするとされています。
そして、本体前面の上部・下部にステレオスピーカーを搭載。「音の動きや、広がり感を表現する」というSONYのバーチャルサラウンド技術S-Forceフロントサラウンドにも対応させてきました。
さらに、ここ最近SONYが特に力を入れているハイレゾリュ―ション・オーディオ、通称“ハイレゾ”音源の再生が可能。
apt-Xにも対応していますから、無線(Bluetooth)で再生する際はハイレゾとまではいかないまでも、良質な音楽を楽しむことができます。
これだけに止まらず、ClearAudio+やxLOUD、VPTといった機能にも対応しており、「Z1からの正統進化」ということ以上に、「音楽性能の強化」ということがZ2の“核”のようにも思えます。
さらに、ここ最近SONYが特に力を入れているハイレゾリュ―ション・オーディオ、通称“ハイレゾ”音源の再生が可能。
apt-Xにも対応していますから、無線(Bluetooth)で再生する際はハイレゾとまではいかないまでも、良質な音楽を楽しむことができます。
これだけに止まらず、ClearAudio+やxLOUD、VPTといった機能にも対応しており、「Z1からの正統進化」ということ以上に、「音楽性能の強化」ということがZ2の“核”のようにも思えます。
さて、ここまで色々とXperia Z2のスペックを見てきましたが、現時点で最高スペックを誇る機種の一つであることは間違いなさそうです。
ただ、買い替えとなると、どうでしょう。Z1やZ1fのユーザーからすると、見送る可能性が高いのではないでしょうか。
国内モデルの発売はまだ正式発表されていませんが、少なくともdocomoからの発売は間違いないと思います。Z Ultraの例があるので断言はできませんが…。(参考:MOUMANTAI(無問題)にてZ2 “Sirius”のパネル&カバーが販売中!)
欧州では既に予約が開始されており、その金額は8~10万円ほど。Xperia史上最高額となりそうです。
なお、英Cloveで購入すると、例のごとく“オマケ”が付いてくるのですが、今回はNFC・Bluetooth対応ポータブルスピーカー『SRS-BTM8』と、デジタルノイズキャンセリング対応ヘッドセット『MDR-NC31EM』の2点のようです。2つを足すと2万円ほどになるようなので、Cloveで買えば実質2万円引きですね。
さらに、買い控えたくなる大きな要因として、ソニモバの商品企画部門・UX商品企画部、統括部長である黒住氏が「Xperia Z2は、2014年前半のフラッグシップ」と明言していることがあります。(参考:ケータイWatch)
今後も恐らく、(少なくとも)半年に1度“フラッグシップ”モデルが発売されることになるでしょう。そうなると、新機種を買った直後に、さらなる新機種が発表・発売される…というループに突入します。
いわゆるガジェオタ(ガジェット・オタク)であっても、スペック・デザインともに大差無い“フラッグシップ”を、半年ごとに買い替えられる人はそう多くないでしょう。
次々に最新機種(最先端の性能、機能)が投入されることは嬉しいことである反面、「正直、ついていけないよ…」と感じてしまうのも事実。
SONY(ソニモバ)に限った話ではないのですが、もうちょっとどうにかならないのでしょうか…。
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