SONYの“まいにちをキロクする”ウェアラブルデバイス、SmartBand SWR10。
コイツが届いた日から、ずっと気になっていたことが1つありました。
それは、Core(本体)充電時の動きです。
まだ外観レビューすら書いていませんが、今回はこのことについて書いてみます。
そもそもの話として、SWR10は、そのつくりから、装着したままでの充電が不可能です。
CoreのmicroUSB接続部はバンドの中に完全に隠れてしまい、外部からのアクセスはできません。
よって、充電をする際には、いったんバンドを外して、バンドからCoreを取り出す必要があります。(このこと自体がちょっと不便)
つまり、SWR10は設計段階から、「使いながらの充電」を想定していないことになります。
だとすれば、充電中、SWR10はどのように機能しているのでしょうか。
充電する場合はこんな感じ |
これまで、私がSWR10の充電をしたのは、到着時の1回のみ。
開けた時点でバッテリーが半分くらいになっていたので、初期設定後に充電をしました。
そんなタイミングだったので、そのときSWR10がどのような動きをしていたのか、把握することができませんでした。
5日ぶりに充電してみた
先日、バッテリー残量が8時間になっていたので、久しぶりに充電をしてみました。これは確認をするチャンス!
ちなみに、SWR10を手首から外し、充電していたのは、大体21時過ぎから23時過ぎの2時間ほどだったと思います。
今回判ったのは、まず「充電中はスマートフォンとの接続ができない」ということです。
充電中のCoreをXperia Z Ultraに近づけ、NFC接続を試みましたが、何度やっても接続は成功しませんでした。
私が持っているNFC搭載機器、SBH20(ワイヤレスステレオヘッドセット)やSRS-BTV5(ワイヤレスポータブルスピーカー)とは違って、普段は非常に感度良く接続されますから、そういう仕様なのでしょう。
ただし、スマフォとの接続が切れていても、SWR10(Core)自体が作動し、ログが収集されていれば、次回接続したときにデータが更新されますから、特に問題は無いと思います。
では、充電している間、ログ収集はどうなっていたかというと、消費カロリーは設定された基礎代謝分(「安静時に消費したカロリー」)が計上されていました。(下図参照)
この基礎代謝分については、睡眠中(夜間モード中)も計上されているので、電源がONになっている間は、常に計上されるのではないかと思います。(たぶん)
消費カロリーのグラフだと、(デスクワークばかりの)日中との差が分かりづらいので、同じ日の歩数グラフを見てみます。
記録されている20・32という数字は充電前後のものなので、充電していた21時過ぎから23時過ぎの間、歩数はゼロになっていることが分かります。(たぶん)
「充電中、放っておいたんだから当然じゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は、充電中に少しの間振り続けてみたんです。しかし、これは計上されていいません。(たぶん)
ただ、正確な実験ではなかったので、これが本当に「充電中は収集されない」仕様なのか、それとも単に「振り方が悪かった(カウント対象外)」だけなのかは、今のところ不明です。
次の充電時は、ポータブル充電器につなげて持ち歩いてみようかな…。
結論
SWR10の充電は、「2時間ほど、身体を動かさない時」に行うのがベスト。もちろん睡眠時はアウトです。
SWR10の場合、スマートフォンなどと違い、照明の明るさを下げるなど、バッテリーの“延命”を図ることは困難。
ですから、タイミングをコントロールできるだけの余裕を持って、充電するよう注意する必要がありますね。
それにしても、充電中は収集されない仕様なのか否かはともかく、充電中はまともに使用できないというのは、“まいにちをキロクする”を謳うデバイスとして如何なものでしょうか?
SWR10の場合、スマートフォンなどと違い、照明の明るさを下げるなど、バッテリーの“延命”を図ることは困難。
ですから、タイミングをコントロールできるだけの余裕を持って、充電するよう注意する必要がありますね。
それにしても、充電中は収集されない仕様なのか否かはともかく、充電中はまともに使用できないというのは、“まいにちをキロクする”を謳うデバイスとして如何なものでしょうか?
そもそも、専用アプリである『LifeLog』は、「コミュニケーション」(メール等)や「インターネット」、「読書」など、むしろスマートフォン側をベースとする項目の方が多いです。つまり、LifeLogアプリにおけるSWR10の存在意義は、歩数や睡眠時間の管理だけ。
素人なので、技術的に可能かどうかは分かりませんが、スマートフォンにそのあたりの機能を搭載することができれば、SWR10なんて必要ないような…。
とはいえ、現実問題として、いまのスマートフォンに歩数や睡眠時間を管理する機能はありませんし、また日々の活動が「数字やグラフで表示される」というのはモチベーションにつながります。
こういうこと・モノに興味があって、だけど「同じようなデジタルアイテムは持っていないよ!」という人は、購入しても損は無いのではないでしょうか。
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