SmartBand SWR10のココが不便! ~充電篇~ | Convenient Life ~イイモノさがし~

2014年5月31日土曜日

SmartBand SWR10のココが不便! ~充電篇~


 SONYのまいにちをキロクするウェアラブルデバイス、SmartBand SWR10

 コイツが届いた日から、ずっと気になっていたことが1つありました。

 それは、Core(本体)充電時の動きです。

 まだ外観レビューすら書いていませんが、今回はこのことについて書いてみます。

 そもそもの話として、SWR10は、そのつくりから、装着したままでの充電が不可能です。
 CoreのmicroUSB接続部はバンドの中に完全に隠れてしまい、外部からのアクセスはできません
 よって、充電をする際には、いったんバンドを外して、バンドからCoreを取り出す必要があります。(このこと自体がちょっと不便)

 つまり、SWR10は設計段階から、「使いながらの充電」を想定していないことになります。
 だとすれば、充電中、SWR10はどのように機能しているのでしょうか。

充電する場合はこんな感じ

 これまで、私がSWR10の充電をしたのは、到着時の1回のみ。
 開けた時点でバッテリーが半分くらいになっていたので、初期設定後に充電をしました。

 そんなタイミングだったので、そのときSWR10がどのような動きをしていたのか、把握することができませんでした。


5日ぶりに充電してみた


 先日、バッテリー残量が8時間になっていたので、久しぶりに充電をしてみました。これは確認をするチャンス!
 ちなみに、SWR10を手首から外し、充電していたのは、大体21時過ぎから23時過ぎの2時間ほどだったと思います。

 今回判ったのは、まず「充電中はスマートフォンとの接続ができない」ということです。

 充電中のCoreをXperia Z Ultraに近づけ、NFC接続を試みましたが、何度やっても接続は成功しませんでした。
 私が持っているNFC搭載機器、SBH20(ワイヤレスステレオヘッドセット)やSRS-BTV5(ワイヤレスポータブルスピーカー)とは違って、普段は非常に感度良く接続されますから、そういう仕様なのでしょう。

 ただし、スマフォとの接続が切れていても、SWR10(Core)自体が作動し、ログが収集されていれば、次回接続したときにデータが更新されますから、特に問題は無いと思います。



 では、充電している間、ログ収集はどうなっていたかというと、消費カロリーは設定された基礎代謝分(「安静時に消費したカロリー」)が計上されていました。(下図参照)


 この基礎代謝分については、睡眠中(夜間モード中)も計上されているので、電源がONになっている間は、常に計上されるのではないかと思います。(たぶん)

 消費カロリーのグラフだと、(デスクワークばかりの)日中との差が分かりづらいので、同じ日の歩数グラフを見てみます。


 記録されている20・32という数字は充電前後のものなので、充電していた21時過ぎから23時過ぎの間、歩数はゼロになっていることが分かります。(たぶん)

 「充電中、放っておいたんだから当然じゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は、充電中に少しの間振り続けてみたんです。しかし、これは計上されていいません。(たぶん)

 ただ、正確な実験ではなかったので、これが本当に「充電中は収集されない」仕様なのか、それとも単に「振り方が悪かった(カウント対象外)」だけなのかは、今のところ不明です。

 次の充電時は、ポータブル充電器につなげて持ち歩いてみようかな…。


結論


 SWR10の充電は、2時間ほど、身体を動かさない時に行うのがベスト。もちろん睡眠時はアウトです。

 SWR10の場合、スマートフォンなどと違い、照明の明るさを下げるなど、バッテリーの“延命”を図ることは困難。
 ですから、タイミングをコントロールできるだけの余裕を持って、充電するよう注意する必要がありますね。



 それにしても、充電中は収集されない仕様なのか否かはともかく、充電中はまともに使用できないというのは、まいにちをキロクするを謳うデバイスとして如何なものでしょうか?

 そもそも、専用アプリである『LifeLog』は、「コミュニケーション」(メール等)や「インターネット」、「読書」など、むしろスマートフォン側をベースとする項目の方が多いです。つまり、LifeLogアプリにおけるSWR10の存在意義は、歩数や睡眠時間の管理だけ。
 素人なので、技術的に可能かどうかは分かりませんが、スマートフォンにそのあたりの機能を搭載することができれば、SWR10なんて必要ないような…。

 とはいえ、現実問題として、いまのスマートフォンに歩数や睡眠時間を管理する機能はありませんし、また日々の活動が数字やグラフで表示されるというのはモチベーションにつながります。

 こういうこと・モノに興味があって、だけど「同じようなデジタルアイテムは持っていないよ!」という人は、購入しても損は無いのではないでしょうか。


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