【便利】Xperia Z Ultra × 電子書籍 Reader【不安】 | Convenient Life ~イイモノさがし~

2014年2月14日金曜日

【便利】Xperia Z Ultra × 電子書籍 Reader【不安】

 どうもこんにちは。

 ソチ五輪、“採点競技”を筆頭に苦戦続きですね。そんな中で、若い世代の活躍が光っています。
 羽生くん、圧巻の演技でSP史上最高記録。物凄い精神力です。

 ちなみに、「羽生(はにゅう)」と聞くと、「結弦(ゆづる)」よりも「直剛(なおたけ)」が思い浮かんでしまう私。
 羽生直剛って八千代高校出身なんですね。元々ジェフだし、千葉っ子なんだなぁ。
 …あ、サッカーの話です。豊富な運動量を誇ったグレイ型宇宙人元日本代表選手。懐かしいですね。まだまだ現役ですが。

 さて、今回はXperia Z Ultraと、その使い道としてソニーさんがイチオシしている電子書籍(Reader)とのタッグについて、実際に使用した感じをお伝えしていきたいと思います。


 今回のレビューは、Xperiaアンバサダー・ミーティングでお借りしたSOL24…ではなく、手持ちのC6833を使用して行いました。
 何故って、書籍データを改めてダウンロードするのが面倒だったんだもの。

 原寸大ではないので、どこまで参考になるかは疑問ですが、少しでも参考になることを期待して、実際に作品を表示しているスクリーンショットを掲載します。

 これらのスクリーンショットについては、念のため著作権に配慮して、一部の箇所を除いてボカシを入れていますので、あらかじめご了承ください。
 

 今回は『小説』『マンガ(コミック)』、そして『雑誌』の3種類について、「実際どうなのか?」を見ていきたいと思います。


【検証-小説】


 サンプルには、青空文庫の中から、皆さんもよくご存知の作品をチョイスしてみました。

 

 一つ目のスクリーンショットは、Xperia Z Ultraを縦に使用して、1ページ表示をしたものです。
 ここでは、タイトルと文頭の文字に焦点を当てています。

 文字のサイズは「大きい」とは言えないものの、字間も行間も十分に取られているため、一般的な視力であれば、問題なく読むことができると思います。

 「ちょっと小さくて読みづらいな…」という人は、設定画面から文字のサイズを変更してしまいましょう。

 表示できる文字のサイズは、全部で8段階
 下のスクリーンショットは、大きいほうから3番目のサイズで表示した状態です。
 ちなみに、デフォルトは小さいほうから4番目のサイズとなっています。

 この設定画面では、画面の明るさを調整することなどもできますから、自分の見やすい設定に変更することが可能です。

文字サイズは全部で8段階

 続いてその下、三つ目のスクリーンショットは、ZUを横に仕様して、2ページ表示をしたものです。
 ここでは、右側のページ中盤あたりの文字に焦点を当てています。



 先ほどのものと比べて分かるとおり、文字の表示には特に差がありません。
 画面の回転に併せて“1ページ”に表示される文字数が変わっており、うまく適応されています。

【結論】

 小説は、1ページ表示が◎。2ページ表示であっても、ストレスなく読むことができる。
 デフォルトの設定では文字が小さいと感じた場合は、文字サイズを変更!


【検証-マンガ(コミック)】


読みやすさなど、そういったもの以前に、電子書籍でのマンガ購読には非常に大きなメリットがあります。
 それはフルカラー版が(ほぼ同価格で)読めること」!もちろん、フルカラー版が発行されていれば、ですが…。

 さて、スクリーンショットを見ていきます。

カラーでの表示も!
 一枚目は、縦に使用して、1ページ表示をしたものです。
 この作品はフルカラーではありませんが、いわゆる“巻頭カラー”というやつで、一部だけ着色がされていました。

 マンガの場合、Readerアプリの設定で、文字のサイズをコントロールすることができません。
 また、基本的に文字のサイズが一定ではないので、読みやすいときがあれば、読みづらいときもある…というのが正直なところです。
 1ページ表示であれば、一般的な文字のサイズについては特に問題なく読めると思います。


 二枚目は、横に使用して、2ページ表示をしたものです。
 1ページずつ読む小説とは違って、見開きで一つの構図(絵)になっていることもありますから、こちらの表示方法で読むことが多いかもしれません。

 先ほどのものと比べると、当然ながら、全体的に若干小さく表示されます。
 ただ、もし読みづらい部分があっても、「文字がすべて」の小説とは違いますから、必要に応じて“その部分”だけを拡大(ピンチアウト)すれば、ほぼストレス無く読み進めることができます。

【結論】

 マンガは、2ページ表示が○。フルカラー版を楽しむこともできる。
 自動での文字サイズ調整はできないが、特に問題なし。


【検証-雑誌】

まず、Readerアプリで雑誌を読むためには、『Reader 拡張機能』アプリが必要になります。
 Google playから無料で入手できるので、あらかじめインストールしておきましょう。

 さて、スクリーンショットの確認をしていきます。
 一枚目は、例のごとく、縦に使用して1ページ表示をしたものです。

1ページ表示でも文字が…

 うーん、1ページ表示の段階で、既に文章を読むのが難しくなっていますね。
 じっくりと目を凝らせば読めないことはないでしょうが、(好んで)雑誌をそのように読む人は少ないでしょうし、サラッと読めてこそ…という気はします。


 それでは二枚目、横に使用しての2ページ表示です。

 もう言うまでもなく、先ほどよりも読めない状況になっています。こちらもじーっくりと目を凝らせば、読めなくはないですけどね…。
 ここまで来ると、ピンチアウトで拡大しながら読むのが無難でしょう。

両端にある“ドッグイヤー”アイコンが便利

 雑誌を読む上で便利な機能が“ドッグイヤー”(ブックマーク)です。

 皆さん、(紙媒体の)雑誌を読んでいて、気になるページがあったとき、ページの隅を折り曲げてチェックを入れたりしませんか?

 それを「ドッグイヤー」と呼ぶのですが、Readerアプリでは、それとまったく同じことができるんです。
 気になるページがあったら、気軽にドッグイヤー。こうして印をつけたページは、あとから簡単にチェックをすることができます。


 私の場合、今回のサンプルで使用したように、デジモノ関係の雑誌などを読むことが多いので、気になる商品があったときに、この機能を活用しています。

【結論】

 雑誌は、文章を読むには文字が小さ過ぎる
 拡大をしながら読むことは可能なため問題は無いが、ちょっと面倒。
 捨てなくていいのは助かるが、紙媒体で読んだほうが楽しい。



 いかがでしたでしょうか?
 マンガ・雑誌については、読むものによっても大きく状況が変わってきますから、同じ条件で表示をしたとしても、読めるもの・読めないものが出てくると思います。
 今回のはあくまで事例の一つとして、参考にしていただければ幸いです。



 最後に、タイトルにつけた【便利】【不安】について、少し触れたいと思います。

 【便利】については、今回の検証でも少しはお分かりいただけたと思いますが、電子書籍の最大のメリットです。
 いつでもどこへでも本を、“図書館”を持ち運ぶことができます。しかも、重さを感じることなく、です。

 そのメリットを活かす上で、このXperia Z Ultraは、最高のパートナーであると思います。軽量で、薄く、かつ大画面。間違いなく、現時点で最強のタッグでしょう。


 一方、私は大きな【不安】を抱えています。

 それは、この電子書籍が買い取りではないことです。つまり、企業がサービスを廃止してしまえば、その時点で私たちの“本”は無かったことになります。
 これまでにも大手の企業がサービスを打ち切った事例はありますし、実際、ソニーのReaderも他人事ではないのです。
 ソニーは、3月中にもアメリカ・カナダのReader Storeを閉鎖予定であることを発表しています。閉鎖にあたって、購入済みの書籍についてはKoboがフォローする模様です。

 現状、日本国内におけるReader Storeは、今後もサービス拡大の方向のようですが、いつ閉鎖にならないとも限りません。
 VAIOを見れば、今のソニーは何を切っても不思議ではないと思わされます。


 非常に大きな不安を抱えつつも、電子書籍の便利さを一度知ってしまったらやめられない。そんな“中毒性”を感じています。
 家の中に余裕が無い、日本の住宅事情にマッチしたサービスであることは間違いないでしょう。

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