どうもこんにちは。
ソチ五輪、“採点競技”を筆頭に苦戦続きですね。そんな中で、若い世代の活躍が光っています。
羽生くん、圧巻の演技でSP史上最高記録。物凄い精神力です。
ちなみに、「羽生(はにゅう)」と聞くと、「結弦(ゆづる)」よりも「直剛(なおたけ)」が思い浮かんでしまう私。
羽生直剛って八千代高校出身なんですね。元々ジェフだし、千葉っ子なんだなぁ。
…あ、サッカーの話です。豊富な運動量を誇ったグレイ型宇宙人元日本代表選手。懐かしいですね。まだまだ現役ですが。
さて、今回はXperia Z Ultraと、その使い道としてソニーさんがイチオシしている電子書籍(Reader)とのタッグについて、実際に使用した感じをお伝えしていきたいと思います。
原寸大ではないので、どこまで参考になるかは疑問ですが、少しでも参考になることを期待して、実際に作品を表示しているスクリーンショットを掲載します。
これらのスクリーンショットについては、念のため著作権に配慮して、一部の箇所を除いてボカシを入れていますので、あらかじめご了承ください。
今回は『小説』、『マンガ(コミック)』、そして『雑誌』の3種類について、「実際どうなのか?」を見ていきたいと思います。
【検証-小説】
サンプルには、青空文庫の中から、皆さんもよくご存知の作品をチョイスしてみました。
一つ目のスクリーンショットは、Xperia Z Ultraを縦に使用して、1ページ表示をしたものです。
ここでは、タイトルと文頭の文字に焦点を当てています。
文字のサイズは「大きい」とは言えないものの、字間も行間も十分に取られているため、一般的な視力であれば、問題なく読むことができると思います。
「ちょっと小さくて読みづらいな…」という人は、設定画面から文字のサイズを変更してしまいましょう。
表示できる文字のサイズは、全部で8段階。
下のスクリーンショットは、大きいほうから3番目のサイズで表示した状態です。
ちなみに、デフォルトは小さいほうから4番目のサイズとなっています。
この設定画面では、画面の明るさを調整することなどもできますから、自分の見やすい設定に変更することが可能です。
文字サイズは全部で8段階 |
続いてその下、三つ目のスクリーンショットは、ZUを横に仕様して、2ページ表示をしたものです。
ここでは、右側のページ中盤あたりの文字に焦点を当てています。
先ほどのものと比べて分かるとおり、文字の表示には特に差がありません。
画面の回転に併せて“1ページ”に表示される文字数が変わっており、うまく適応されています。
【結論】
小説は、1ページ表示が◎。2ページ表示であっても、ストレスなく読むことができる。
デフォルトの設定では文字が小さいと感じた場合は、文字サイズを変更!
【検証-マンガ(コミック)】
それは「フルカラー版が(ほぼ同価格で)読めること」!もちろん、フルカラー版が発行されていれば、ですが…。
さて、スクリーンショットを見ていきます。
カラーでの表示も! |
一枚目は、縦に使用して、1ページ表示をしたものです。
この作品はフルカラーではありませんが、いわゆる“巻頭カラー”というやつで、一部だけ着色がされていました。
マンガの場合、Readerアプリの設定で、文字のサイズをコントロールすることができません。
また、基本的に文字のサイズが一定ではないので、読みやすいときがあれば、読みづらいときもある…というのが正直なところです。
1ページ表示であれば、一般的な文字のサイズについては特に問題なく読めると思います。
二枚目は、横に使用して、2ページ表示をしたものです。
1ページずつ読む小説とは違って、見開きで一つの構図(絵)になっていることもありますから、こちらの表示方法で読むことが多いかもしれません。
先ほどのものと比べると、当然ながら、全体的に若干小さく表示されます。
ただ、もし読みづらい部分があっても、「文字がすべて」の小説とは違いますから、必要に応じて“その部分”だけを拡大(ピンチアウト)すれば、ほぼストレス無く読み進めることができます。
【結論】
マンガは、2ページ表示が○。フルカラー版を楽しむこともできる。
自動での文字サイズ調整はできないが、特に問題なし。
【検証-雑誌】
まず、Readerアプリで雑誌を読むためには、『Reader 拡張機能』アプリが必要になります。Google playから無料で入手できるので、あらかじめインストールしておきましょう。
さて、スクリーンショットの確認をしていきます。
一枚目は、例のごとく、縦に使用して1ページ表示をしたものです。
1ページ表示でも文字が… |
うーん、1ページ表示の段階で、既に文章を読むのが難しくなっていますね。
じっくりと目を凝らせば読めないことはないでしょうが、(好んで)雑誌をそのように読む人は少ないでしょうし、サラッと読めてこそ…という気はします。
それでは二枚目、横に使用しての2ページ表示です。
もう言うまでもなく、先ほどよりも読めない状況になっています。こちらもじーっくりと目を凝らせば、読めなくはないですけどね…。
ここまで来ると、ピンチアウトで拡大しながら読むのが無難でしょう。
両端にある“ドッグイヤー”アイコンが便利 |
雑誌を読む上で便利な機能が“ドッグイヤー”(ブックマーク)です。
皆さん、(紙媒体の)雑誌を読んでいて、気になるページがあったとき、ページの隅を折り曲げてチェックを入れたりしませんか?
それを「ドッグイヤー」と呼ぶのですが、Readerアプリでは、それとまったく同じことができるんです。
気になるページがあったら、気軽にドッグイヤー。こうして印をつけたページは、あとから簡単にチェックをすることができます。
私の場合、今回のサンプルで使用したように、デジモノ関係の雑誌などを読むことが多いので、気になる商品があったときに、この機能を活用しています。
【結論】
雑誌は、文章を読むには文字が小さ過ぎる。
拡大をしながら読むことは可能なため問題は無いが、ちょっと面倒。
捨てなくていいのは助かるが、紙媒体で読んだほうが楽しい。
いかがでしたでしょうか?
マンガ・雑誌については、読むものによっても大きく状況が変わってきますから、同じ条件で表示をしたとしても、読めるもの・読めないものが出てくると思います。
今回のはあくまで事例の一つとして、参考にしていただければ幸いです。
最後に、タイトルにつけた【便利】と【不安】について、少し触れたいと思います。
【便利】については、今回の検証でも少しはお分かりいただけたと思いますが、電子書籍の最大のメリットです。
いつでもどこへでも本を、“図書館”を持ち運ぶことができます。しかも、重さを感じることなく、です。
そのメリットを活かす上で、このXperia Z Ultraは、最高のパートナーであると思います。軽量で、薄く、かつ大画面。間違いなく、現時点で最強のタッグでしょう。
一方、私は大きな【不安】を抱えています。
それは、この電子書籍が買い取りではないことです。つまり、企業がサービスを廃止してしまえば、その時点で私たちの“本”は無かったことになります。
これまでにも大手の企業がサービスを打ち切った事例はありますし、実際、ソニーのReaderも他人事ではないのです。
ソニーは、3月中にもアメリカ・カナダのReader Storeを閉鎖予定であることを発表しています。閉鎖にあたって、購入済みの書籍についてはKoboがフォローする模様です。
現状、日本国内におけるReader Storeは、今後もサービス拡大の方向のようですが、いつ閉鎖にならないとも限りません。
VAIOを見れば、今のソニーは何を切っても不思議ではないと思わされます。
非常に大きな不安を抱えつつも、電子書籍の便利さを一度知ってしまったらやめられない。そんな“中毒性”を感じています。
家の中に余裕が無い、日本の住宅事情にマッチしたサービスであることは間違いないでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントお待ちしています♪