「BIC SIMを契約してみた」で触れた『Wi2 300』(以下、Wi2)を使ってみました。
便利に使うための方法や、実際の使用感について徒然なるままに書いてみようと思います。
今回の場合、Wi2 300の使用権はBIC SIMに付随していたものですが、BIC SIMの開通手続きをしたからといって、Wi2が自動的に使えるようになるわけではありません。BIC SIMの手続きが完了したら、忘れずにWi2の手続きも行っておきましょう。
手続きの方法は、基本的にはパッケージに同封されている説明書を見ながら進めれば、まったく問題ありません。
手続きの方法
- http://300.wi2.co.jp/bic-sim/ にアクセス。
- 手続き画面で必要事項を入力し、登録する。 ※電話番号・ICCIDは、BIC SIMおよび同梱のカードに記載。
これだけでWi2を利用するためのIDが発行されます。
それでは、快適なWi2ライフをお送りください♪
…とはなりません(´_ゝ`)
さて、Wi2の利用・接続にはいくつかの方法があります。
- Wi2のサービスエリアに入るたびに手動で接続する。
- Wi2 Connectアプリを使って自動で接続する。
- MACアドレスを登録して自動で接続する。
1は最も単純な方法ですね。オープンネットワークの通知設定などを利用して、Wi2のサービスエリアに入ったことを確認したら、接続したいSSIDを選んでして接続します。
Wi2が提供しているSSIDは複数あり、セキュリティのかかっているものについてはパスワードの入力も必要です。パスワードはWi2のマイページ内「公衆無線LAN接続の設定・確認」で確認することができます。
うん、非常に面倒ですね。すぐ使わなくなること間違いなし。
そもそもオープンネットワークの通知をオンにしていると、自分が利用できないネットワークも通知されるので、とても邪魔くさいです。
…と、いうわけで、これは却下。
続いて2の方法ですが、これは「docomo Wi-Fiかんたん接続」アプリと同じような方法ですね。
しかし、このアプリはウィジェットとしてしか置くことができず、アプリドロワーにも表示されません。見た目上の問題だけであれば、普段使用しているホームアプリ以外のホーム上に作成することも可能ですが、常駐しますから、放っておいても多少なりともバッテリーを消費します。
しかも、これを常駐させてあるからといって、スムーズに接続されるかといえば、正直微妙なところ。アプリ自体の出来もいまいちです。
…と、いうわけで、これも却下。
残るは3の方法です。結論から言えば、これは
Wi2のマイページ内「MACアドレスの登録」から、Wi2を利用したい端末の端末名(自由)とMACアドレスを登録しておくと、Wi2の電波を掴んだ時点で自動接続してくれます。
MACアドレスとは何ぞや?というのは置いておいて、どこを確認すればいいかというと、Androidの設定画面から「端末情報」→「端末の状態」と進み、下の方にある「Wi-Fi MACアドレス」という部分になります。 ※Z1fの場合。若干異なる可能性あり。
MACアドレスの登録は、Wi2のアカウント1つあたり5台までとなっています。スマフォやタブレットだけでなく、パソコンや3DS・VITA等のゲーム機でもOKです。ただし、複数端末の同時ログインはできないようです。
これだけで、特に意識をすることなくWi2を利用できてしまいます。なんと素晴らしい!
ただ、一つだけ注意。
先ほども書いたとおり、Wi2のSSIDは複数あります。中には通信が暗号化されていないものもあります。
一覧はWi2のマイページ内「公衆無線LAN接続の設定・確認」で確認できますが、暗号化されているものを書き出しておきます。
暗号化されているSSID
- [wi2]wpapsk または Wi2_club (WPA/WPA2 PSK)
- Wi2premium_club (WPA/WPA2 PSK)
- mobilepoint (WEP)
- UQ_Wi-Fi (WEP)
自動接続の際は、電波状況の良いものが優先されるようなので、知らぬ間に暗号化されていないものに接続されてしまう可能性があります。
ですから、「Wi2に接続したな」と気付いたら、一度ネットワークの一覧を確認して、できるだけ暗号化されているSSIDを選択するようにしたほうが安心です。
暗号化されていないSSIDの優先度を下げるような設定ができるようになると嬉しいなぁ…。
最後に、ここ数日、安定的にWi2の電波が届いている場所で運用しての感想です。
結論から言いますと、「届いている」程度では接続できません。
この「届いている」がどの程度かというと、ZUの表示で、Wi-Fiマークの2目盛が常に点灯している状態です。接続強度は「中」と表示されています。
もちろん、掴んでいるネットワークの一覧にも表示されていますし、接続を試みることはできるのですが、「アソシエーション拒否」と表示されるなどして、接続することができません。
試しに少しフロアを移動して、発信源に近い(と思われる)ところに行ってみたところ、無事に自動接続されました。
Wi2に接続した状態でアプリの更新を行ってみたところ、サクサクっと完了。結構な速さです。
しかし、少し電波状況の悪いところに移ると、すぐにロスト。LTE通信に戻ってしまいました。
このような状況ですので、なかなか移動しながらの利用は困難かと思います。
駅の中やカフェなど、一定の場所に留まって利用するのであれば、(電波状況さえ問題なければ)十二分に活用できるはずです。
以上です。
また何か気付いたことがあれば、追って更新したいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました!
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