なんじゃこりゃ？ 『ARES EC309』

　S-Maxさんの記事で、こんなものが紹介されていました。

　Android4.0を搭載したSIMフリーのスマートウォッチ

　SIMフリーの…スマートウォッチ？？


　今回、発売が発表されたのは『ARES EC309』。

　このスマートウォッチを販売するアレス（旧社名 トランステクノロジー）は、GPS腕時計「ARES GPS」を主力商品として、スポーツ向けグッズの企画・開発をしている企業。
　ARES GPSについては、マラソンランナーの谷川真理さんや猫ひろしさんと共同で開発したようですね。
　さて、そんな同社からのプレスリリースがこちらです。商品詳細ページはこちら。

　これまでの“スマートウォッチ”は、スマートフォンを母艦として、bluetoothで接続することで、限られたアプリケーションに使用することができるという、いわばスマフォのサポートアイテムでした。

　しかし、今回発表されたEC309は、microSIMを挿すことで、それ自体が“本体”となって、インターネット、そして音声通話を行うことができるスマートウォッチです。
　基本的なスペックは以下のとおりです。

• サイズ：約42.0×47.5×13.0mm
• 重さ：約76グラム
• ディスプレイ：240×240
• CPU：1.2GHzデュアルコア
• メモリ：512MB
• 内蔵ストレージ：4GB
• microSIMスロット
• GPS
• Wi-Fi
• 加速度センサー
• Bluetooth 4.0
• 200万画素カメラ
• microUSB

なお、連続通話時間は約180分、連続待受時間は約100時間とされています。


　スペックをご覧いただいて分かるように、EC309はいわゆるこれまでの「スマートウォッチ」ではなく、スマートウォッチ型のスマートフォンと言うべきものだと思います。

　腕時計型にも関わらず、カメラまで搭載されており、スマートフォンとしての基本的な部分は網羅されていると言っても過言ではありません。

　概略図を見てみると、カメラの位置は本体右側。

　イメージとしては、「体は子ども、頭脳は大人！」で有名な某コナンくんが毎回のように使用している犯罪グッズ腕時計型麻酔銃のような感じで撮影するのでしょうか(笑)
　　

　冒頭で紹介したとおり、SIMフリーの端末となっていますので、docomoやソフトバンクのSIMのほか、docomoのMVNOを利用することが可能です。
　なかなかメイン端末にはしづらいですから、ちょっと使ってみようかなという方は、MVNOの音声通話付きプランでお試しするのが良さそうですね。


　カラーバリエーションは黒と白が用意されており、2月上旬発売予定とのこと。
　価格は34,800円で、各色500台限定の初回予約分のみ、特別価格29,800円で販売…とのことですが、既にどちらも完売している模様です。


　これまでのスマートウォッチとは一線を画すEC309、話のタネに購入してみてはいかがでしょうか？