SONY BLOGの記事の内容は、国内向けプレスリリースのものと若干型番が異なる(例:X950B、X9500B)ことから、米国(あるいは世界)向けのものと考えられます。
しかしながら、国内向けプレスリリースでも「3シリーズ9機種を発売」と記載されており、シリーズ・機種ともに数が一致するため、基本的には同じものが投入されると考えて間違いないと思います。
各シリーズの概要を、中学レベルの英語力で読み取ってみた結果、以下のとおりとなりました。
フラッグシップモデル
XBR® X950B シリーズ 2014年発発売
- 85インチ(XBR-85X950B)
- 65インチ(XBR-65X950B)
- 直下型LEDバックライト
- X-tended Dynamic Range® PRO
- 4K X-Reality™ PRO picture engine
- TRILUMINOS™ Display
- Motionflow™ XR 960
- HEVC対応デコーダー内蔵(4K/60p対応)
- HDMI 2.0対応
- MHL 3.0対応
- Wi-Fi内蔵
- NFCでのOneTouch Mirroring
- 3D(要メガネ)
今回のフラッグシップ、且つスタンダードモデルとされるX950Bシリーズ。投入されるのは85インチ、65インチの大型2機種です。
なんといっても、このシリーズの注目は直下型LEDバックライト!(一応)下位機種となるX900Bシリーズ(後述)と比べて、優っているのはこの部分だけ。これが無かったら負けてるのではないかと。
今回初めて搭載される『X-tended Dynamic Range® PRO』は、「光の輝きを忠実に再現する新技術」とされています。
X950Bシリーズ |
XBR® X900B シリーズ 2014年春発売
- 79インチ(XBR-79X900B)
- 65インチ(XBR-65X900B)
- 55インチ(XBR-55X900B)
- エッジ型LEDバックライト
- X-tended Dynamic Range®
- 4K X-Reality™ PRO picture engine
- TRILUMINOS™ Display
- Motionflow™ XR 960
- new Wedge design and front-facing Magnetic Fluid speakers
- ClearAudio+ Digital Sound Processing (DSP) with S-Force Front Surround
- HEVC対応デコーダー内蔵(4K/60p対応)
- HDMI 2.0対応
- MHL 3.0対応
- Wi-Fi内蔵
- NFCでのOneTouch Mirroring
- 3D(要メガネ)
映像や音、デザインに注力したというX900Bシリーズ。基本的な部分はフラッグシップモデルのX950Bと同様ですね。
大きなポイントは、『ウェッジ(Wedge)』という新たなデザイン(構造)を導入した点と、前面に磁性流体スピーカーを搭載したということです。
この新構造では、低重心構造でスタンドを小型化。さらに、くさび型の筐体内には大容量スピーカーボックスを配置。磁性流体スピーカーと併せ、音質にこだわったモデルであることが感じられます。
どのようなデザイン・形状になっているのかは分かりませんが、もしデザインに優れているのだとしたら、十分にフラッグシップを喰える可能性を秘めていますね。直下型LEDとなると、X950Bは高くなりそうですし…。
XBR® X850B シリーズ 2014年春発売
- 70インチ(XBR-70X850B)
- 65インチ(XBR-65X850B)
- 55インチ(XBR-55X850B)
- 49インチ(XBR-49X850B)
- 4K X-Reality™ PRO picture engine
- TRILUMINOS™ Display
- Motionflow™ XR 240
- ClearAudio+ Digital Sound Processing (DSP) with S-Force Front Surround
- HEVC対応デコーダー内蔵(4K/60p対応)
- HDMI 2.0対応
- MHL 3.0対応
- Wi-Fi内蔵
- NFCでのOneTouch Mirroring
- 3D(要メガネ)
搭載されたものを見ると、X900と比べてもガクンと一段落ちた位置付けに感じます。とはいえ、基本的な部分は押さえてありますね。記載されている中での明らかな差は、『X-tended Dynamic Range』が搭載されていないことと、『Motionflow』がXR 960ではなく、XR240という点くらいです。
ただ、LEDに関する記述がありませんでした。LED液晶じゃないのかな?
全機種を通じて、HDMI 2.0やMHL 3.0に対応。少なくとも新製品については、この前心配していた点(HDCP 2.2への対応)がクリアされましたと考えていいでしょう。
値段次第ではありますが、こうなるとKD-65X9200Aを買う理由が…。
さらに今回、4KだけでなくFHDモデルも発表しています。
こちらでも、X-tended Dynamic RangeやWedge採用機種があるようですね。
日本国内においては8Kへの移行が決まっているわけで、しかも4Kコンテンツがほぼ皆無である現状を考えると、いくら消費税増税やサッカーW杯、五輪を控えているとはいっても、4Kの買い控えが起きる可能性は高い。ソニーもそう考えたのではないでしょうか。
FHDモデル篇は、また改めて更新予定です。
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